かばちるミュージック

J-POP好きによる初心者のための音楽ブログ

売れるはずのないヒット曲

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こんにちは!
日々、新しい曲が生まれては、消費されていきます。
そのなかでヒット曲を生み出すことは、簡単なことではありませんよね。
知名度・タイアップ・話題性など、さまざまな要因が重なることでヒットするわけです。
しかし、時にはそんなセオリーを飛び越えて、思いもよらぬヒットが生まれることもあります。

花葬 / L'Arc〜en〜Ciel

浸食 〜lose control〜 / L'Arc〜en〜Ciel

1998年にリリースされた、L'Arc〜en〜Cielにとって11枚目、12枚目のシングルです。
シングル『HONEY』とともに、3作同時リリースされたうちの2作です。
同じ日に3枚のシングルが同時発売されたということですね。
花葬』は100万枚以上、『浸食 〜lose control〜』は90万枚以上の大ヒットを記録しました。

どうして売れるはずがないの?

さて、この2曲がどうして売れるはずがないのか、解説します。
とはいったものの、これはもう聴いてもらえばわかるかと思います。
そして、聴いたことがある人はもうお分かりのはず。
 
この2曲、どう考えても一般受けする曲じゃないですよね。
いわゆる「売れ線」から大きく外れています。
 
まずタイトルからしておどろおどろしい。
そして曲調もそのイメージを崩すことなく、影がありますよね。
人によっては恐怖を感じるのではないでしょうか。
2曲を作曲したギター・kenさんでさえ、ヒットしたことに驚いていたそうですよ。

どうして売れたの?

とはいえ売れるのにはもちろん理由がありますよね。
今回の例でいうと
  • ラルクがブレイクした直後の曲だから
  • 同時発売の『HONEY』が売れ線の曲だから
  • 3枚同時リリースという話題性があったから
こういった要因が考えられるでしょうか。
 
ラルクはこの年に8枚目のシングル『winter fall』で初のオリコン1位を獲得。
HONEY』は120万枚以上と、ラルクのシングルでは最大の売上になりました。
話題性ももちろんありますし、たしかに納得できる理由ではあります。

僕が思う売れた本当の理由

上に挙げた3つの理由は、可能性として十分にあると思います。
しかし僕が思う売れた理由は、たった一つ。
ズバリ、楽曲の良さにあると思います。
 
売れ線ではないものの、決してクオリティが低いわけではありません。
むしろ個人的には、売れ線の『HONEY』よりもこの2曲の方がはるかに好きです。
ブレイクして話題性があったとしても、曲が良くなければ売れませんよね。
 
ということで、売れるはずのないヒット曲の紹介でした。
曲の良さについてはおすすめ曲としてまた記事にしたいので、ここでは多く語りません。
またそちらも楽しみにしていただけたらと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

またね!