【永遠 / Mr.Children】ファン歴18年の僕が感じた魅力
こんにちは!
3月24日にMr.Childrenによる新曲『永遠』が配信されました。
ミスチルファンの僕が、この曲を聴いて感じたことをお伝えします。
第一印象
ミスチルらしい、壮大なバラードですね。
『抱きしめたい』や『365日』などのように、一度聴くだけで(いい曲!)と思わせる安定感があります。
この曲では7年ぶりに小林武史さんと共同で制作しています。
小林さんといえば、ミスチルのデビューから20年以上、プロデューサーとして関わってきました。
ミスチルにとってはなくてはならない存在といえます。
最近はセルフプロデュースに力を入れていたミスチルですが、ここにきてまた小林さんと手を組んだというわけです。
そして、やはりこの曲には小林さんのエッセンスが強く感じられます。
特にピアノからはじまるイントロは、小林さんの真骨頂といえるでしょう。
今までにない歌詞
この曲では、大切な人を亡くしてしまった主人公が描かれています。
映画『桜のような僕の恋人』のタイアップということもあり、内容とリンクしていることが想像できます。
失恋を歌った曲はあっても、直接的に死を感じさせる別れの曲はありませんでした。
インタビューなどで、ボーカル・桜井さん自身が、今後の人生を考える年齢になってきたと語っています。
そう考えると、この曲の歌詞が完成したのも必然なのかもしれませんね。
『皮膚呼吸』との関連性
2018年にリリースされたアルバム『重力と呼吸』に収録されている、『皮膚呼吸』という曲に似ていると感じました。
サビのファルセット(裏声)になる流れなんかは、意識して似せているような気もします。
『皮膚呼吸』は、始まりを思わせるような描写があります。
また姿 変えながらそう今日も自分を試すとき
対して『永遠』は、終わってしまう命が印象的に描かれています。
凄いスピードで逝ってしまう君に必死で追い縋る
似ているようで、対照的な2曲だと感じました。
『君と重ねたモノローグ』との関連性
『永遠』には、もう1曲関連性を感じられる曲があります。
それが2020年にリリースされたシングル『君と重ねたモノローグ』です。
『君と重ねたモノローグ』では、曲の最後をこう締めくくっています。
ほんの一瞬 たった一瞬すれ違っただけだとしても君は僕の永遠
そして『永遠』の最後はこうです。
もう会えなくても君は僕の中の永遠
同じような歌詞で終わっていますよね。
そして、それに続くかたちで長めのアウトロが流れて曲が終了します。
偶然似てしまっただけかもしれませんが、どちらも強いメッセージを感じ取れますよね。
まとめ
少し長くなってしまったのでまとめます。
この世界ではたくさんの曲が生まれ、今も歌い継がれている名曲もあります。
そしてこの曲も、永遠に色あせることなく、たくさんの人に届くことを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
またね!